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第６回：ポインタと文字列の基礎
（PDFファイルでの配布：c6.pdf）（Web版は更新されていません、pdfをご覧下さい） |
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目次
１．文字列＝番地数値
２．文字列の格納
３．文字列自身と番地
プログラム例(repo12.c)
４．文字配列の大きさと文字列の長さ
プログラム例(repo13.c)
５．'A'と"A"
６．文字列操作
【例題】文字列複写する
プログラム例(repo14.c)
７．標準文字列操作関数
プログラム例(repo15.c)
第六回目レポート
- 連続した文字の並び
- ＮＵＬＬ文字（￥０）で修了
- ””は番地数値
コンピュータは「Tokai」を適当な番地、仮に１００番地とすると、に格納し、その後は「"Tokai"」で番地数値となる。
文字を格納後、最後に
を格納する。いつも文字数より１つ多くなりますので注意しましょう。
文字列：Tokaiを文字型（char）配列に格納するには．．．
の６文字分用意します。文字型配列名を「s」とします（s
for string：文字列の意味）。
文字列の先頭番地は、「Tokai+\0」を格納している「ｓ番地」となる。仮に、それを４００番地とすると．．．
普通の数値（文字コード：'A'=65=0x41）か番地数値か２つの使い方:
プログラムで調べると．．．
用意する格納箱の数は、
文字数＋￥０
の個数必要であるが、多すぎても問題はない。
さて、格納されている文字数を求めてみよう。
なので、
すれば、文字数がわかる。そこで
と順序よく考えればよい。これらを集めてプログラムすれば
元の番地はいつも必要。メモリ内で固定番地になっている。固定番地間を動き回る”人”がいる：番地変数（ポインタ）。教科書１１５ページを参照するとよい。
【例題】文字列を格納する文字(char)型の配列Ａを"Tokai"で初期化し、同じ大きさの配列Ｂに複写する
これらを参考にしてプログラムする事がレポートの３）です。最後に「￥０」も複写しないといけません。つぎに、固定番地間を動き回れる番地変数（ポインタ）を用いたらどうなるか見る。
そこで、順に番地を増やしていき、中身が￥０になったら中止する。
このような番地の増加法を用いた複写法は次のように書ける。
文字列のコピーはよく使うので標準的な命令として用意されている。
string.h
を「#include」すること。そのほか、文字列の長さや、文字列の結合などいくつか用意されている。
文字列操作では文字列を複写や結合するとき、十分に記憶領域を確保しておくこと。さもないと、コンピュータの予期しない場所にはみ出して書き換えてしまうので、コンピュータが停止したりしてしまう。
strcat関数での例（教科書１２３ページ１０・４・１「strcat関数」参照）
学生証番号と氏名を明記すること
必ず表紙を付け、このレポート問題を印刷し表紙の次にいれること
（Ａ４レポート用紙）
- １）repo12.cで
- プログラム
- 実行したときの画面コピー
- for文を用い、格納番地も一緒に、出力例の様に表示させる
- プログラム
- 実行したときの画面コピー
- 最初の番地（この例ではFFF0）ともう１つの番地（この例では００AA）はどんな意味を持っているか？
出力例
以上の３点（計５問）を提出すること。
ア）とイ）のプログラム
 
以上の５点を提出すること。
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