【書式】
#include <stdlib.h>
div_t div(int num, int denom);
ldiv_t ldiv(long num, long denom);
【解説】
div(), ldiv()はnumをdenomで割った商と余りを求めます。結果は、それぞ
れdiv_t=, ldiv_t 型の構造体で返します。
div_t, ldiv_t型構造体は<stdlib.h>の中で次のように定義されています。
typedef struct {
int quot; /* 商 */
int rem; /* 余り */
} div_t;
typedef struct {
long quot; /* 商 */
long rem; /* 余り */
} ldiv_t;
商の符号はnumとdenomの符号が同じときには正、異なるときには負になりま
す。余りの符号はnumの符号と同じになります。
【リターン値】
div()は商と余りをdiv_t型構造体に代入して返します。
ldiv()は商と余りをldiv_t型構造体に代入して返します。
【可搬性】
ANSI, DOS窓
【copyright (c) 安江正樹＠東海大学理学部物理学科】