jstrcmp, jstrncmp - 文字列の比較

【書式】

#include <jstring.h>

int jstrcmp(const char *s, const char *t);

int jstrncmp(const char *s, const char *t, size_t n);

【解説】

jstrcmp()はstrcmp(3)と同様に、日本語文字列sとtを比較し、大小を返しま

す。 等しいかどうかの判定ならばstrcmp(3)で十分ですが、日本語文字列の

大小が問題になるときは、全角文字を1文字として比較してくれるjstrcmp()

が必要です。

文字コードの大小関係は次のようになります。

ASCII文字 < カタカナ < 全角文字

jstrncmp()はjstrcmp()と同様ですが、たかだかn文字しか比較しません。

【リターン値】

s > tの時は正の値を

s = tの時は0を

s < tの時は負の値を返します。

【可搬性】

DOS窓

【参照】

strcmp(3), strncpm(3)

jstrlen - 文字列の長さの測定

【書式】

#include <jstring.h>

int jstrlen(const char *s);

【解説】

jstrlen()は1バイトコードと2バイトコードが混在する文字列s中の総文字数

を返します。

【可搬性】

DOS窓

【参照】

mtob(3), strlen(3)

【copyright (c) 安江正樹＠東海大学理学部物理学科】