truncate, ftruncate - ファイルの大きさの変更

【書式】

#include <io.h>

int truncate(const char *path, long size);

int ftruncate(int fd, long size);

【解説】

truncate()はpathで示されるファイルの大きさをsizeに変更します。

ftruncate()はfdで示されるファイルの大きさをsizeに変更します。

ファイルを大きくするときにはファイルの最後に0 で初期化されたデータを

追加します。小さくするときには短くなった部分は切り捨てられますので注

意してください。

ファイルpathは書き込み許可属性を持っていなければなりません。また、フ

ァイルfdは書き込み可でオープンされていなければなりません。

【リターン値】

成功すると0を返します。失敗するとerrnoをセットし、-1を返します。

【エラー】

EACCES

リードオンリーファイルです。またはディスクに残り容量がありません

EBADF

ファイルハンドルfdが無効です

EMFILE

オープンされているファイルの数が多すぎます

ENOENT

pathで示されるファイルが存在しません

【可搬性】

UNIX, DOS窓

【参照】

chsize(3)

【copyright (c) 安江正樹＠東海大学理学部物理学科】