exit - プログラムの終了

【書式】

#include <stdlib.h> or <process.h>

void exit(int n);

【解説】

exit()はプログラムの実行を終了させます。

exit()は、まずatexit(3)またはonexit(3)によって登録された関数を登録と

は逆順に実行します。次にオープンされているすべてのファイルをクローズ

し、プログラムを呼び出した親環境へ制御を移します。

パラメタnはプログラムのリターンコードで、DOS窓上ではIF ERRORLEVELに

よってこの値を調べることができます。プログラムがspawn(3)から呼び出さ

れていれば、n の値がspawn(3) の関数値となります。 正常終了のときには

EXIT_SUCCESSを、異常終了のときにはEXIT_FAILUREをexit()に渡すことがで

きます。 一般的にnの値が0のときは正常終了を、0以外のときは異常終了を

表します。

【リターン値】

exit()からは決してリターンしません。

【可搬性】

ANSI, UNIX, DOS窓

【参照】

abort(3), atexit(3), onexit(3), spawn(3)

【copyright (c) 安江正樹＠東海大学理学部物理学科】