【書式】
#include <dos.h>
#include <fcntl.h>
unsigned _dos_open(const char *path, unsigned mode, int *handle);
【解説】
_dos_open()はDOS窓システムコール0x3Dを実行し、path で示されるファイ
ルをアクセスモード modeでオープンします。modeは<dos.h>とfcntl.h>で定
義されている次の値を論理和してあたえます。
O_RDONLY
読み出しのみ可
O_WRONLY
書き込みのみ可
O_RDWR
読み書き共に可
SH_COMPAT
互換モード
SH_DENYRW
共有して読み書きとも不可
SH_DENYWR
共有して書き込み不可
SH_DENYRD
共有して読み出し不可
SH_DENYNONE
共有して読み書きとも可
O_NOINHERIT
子プロセスに継承しません
オープンされたファイルハンドルは*handleにセットされます。
【リターン値】
成功すると0を返します。失敗するとerrnoをセットし、DOS窓のエラーコー
ドを返します。
【エラー】
EINVAL
パラメタが不正です
EINVAL
ファイルシェアリング機能が使用できません
ENOENT
ファイルがありません
EMFILE
オープンされているファイルが多すぎます
EACCES
アクセスできません(pathがディレクトリでした。 あるいはファイルが
書き込み禁止でした)
【可搬性】
DOS窓
【参照】
_dos_creat(3), _dos_close(3)
【copyright (c) 安江正樹＠東海大学理学部物理学科】